くも膜下出血から命拾い~人生観の変化

ブログ名に似合わずライトな感じの雑記帳です。旅行記、お酒や日常生活、我が家のアイドル・ヨークシャーのお話など

雑記~生活:道交法改正、あおり運転、自転車も!

皆さん、こんにちは。

 

前回、自動車のあおり運転に対して、妨害運転罪のお話をしました。

さて同時に自転車についても、あおり運転のような行為に対して「危険行為」として

3年以内に2回違反した14歳以上に安全講習を義務化、受講しないと5万円以下の罰金

というのもできています。安全講習は、約3時間、6000円程度の手数料を払う必要があるようです。そこそこの時間とお金が掛るので、抑止力になってほしいと思います。

しかし、車で走っていると、自転車のなんとも横暴な運転が結構目につきます。あからさまな恫喝の態度や視線、「当てられるもんなら当ててみろ」と言わんばかりの態度には正直驚かされます!また「ひょっこりはん」のごとくわき道から飛び出し自動車ドライバーを驚かす「愉快犯」のような輩も。

警察官に特段に悪質と判断されれば、そのまま赤切符、略式起訴や罰金刑などの刑事罰も課せられるようです。2回やらなきゃ大丈夫ではありませんよ!

以前にタクシーの運転手さんがTVニュースで「自転車の運転、あまりにひどいので、当てるつもりで突っ込んだ!」というような趣旨のコメントをしていました。正直、私は心の中で、頷いてしまいました(といって本当にやっちゃいかんですが)。

 

近頃、有名なフードデリバリーシステムの配達員が、高速道路入ったり、車道のど真ん中を走っていたり、、超~危険な行為をしていますね。

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運営会社は「しっかり教育します」的なコメントを言っていますが、会社で支給しているバッグにでかでかと登録ナンバーでも付けたらいいと思いますよ!!自転車は車ナンバーみたいに車両(個人)が特定されるものがないので、バレない。だから無茶が簡単にできてしまいます!

フードデリバリーの会社さん、本気で取り組んでいるなら登録ナンバー表示ですよ!

それで、むちゃな配達員は特定できるし、会社の社会的信用も上がるってもんではないでしょうか?

ついでに一般の方が使っている全ての自転車にもナンバー表示があれば、個人が特定できやすいので、お気軽に無茶な行動も慎み、危険行為も減りますよね!

前後に子供を乗せた自転車がふらふら走っていたりすると、本当にドキドキですよね。しかも一旦停止無視とか、結構お気楽に反則行為していますよね。倒れて子供に一生残る後遺症など残ったら、まったく悲劇ですよね。

 

うう~ん、話がずいぶん飛びましたが、自転車の「危険行為」は以下の14項目。

1)信号無視 当たり前!

2)遮断踏切立ち入り 当たり前!

3)指定場所一時不停止等「止まれ」は、一旦停止。当たり前!

4)歩道通行時の通行方法違反 
 歩道を使う時は徐行。歩道の車道寄りの部分を徐行して進行。歩行者の妨げとなる場合、一時停止。

5)制御装置(ブレーキ)不良自転車運転
 ブレーキがない、作動しない、前輪または後輪のみにブレーキがある自転車は不可。

6)酒酔い運転 当たり前!

7)通行禁止違反 通行を禁止している区間を通行不可。当たり前!

8)歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
 歩行者に注意を払い、徐行して通行。

9)通行区分違反 自転車は車道の左側端に寄って通行。

10)路側帯通行時の歩行者の通行妨害
 歩行者の通行の妨げにならないような速度で進行。

11)交差点安全進行義務違反等
 優先道路を走行している車両の進行を害してはならない、横断する歩行者などに注意を払い、安全な速度で進行。

12)交差点優先者妨害等
 交差点右折時、その交差点で直進しようとする車や左折しようとする車の進行を妨害してはならない。

13)環状交差点安全進行義務違反等
 環状交差点内を通行する車両の進行を妨害してはならない。また、環状交差点に進入する際は徐行。

14)安全運転義務違反
 他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。スマホや傘を差しながらの「片手運転」も不可。

さらに

15)あおり運転に当たる「妨害運転」として、「逆走して進路をふさぐ」「幅寄せ」「進路変更」「不必要な急ブレーキ」「ベルをしつこく鳴らす」「車間距離の不保持」「追い越し違反」

などが追加されるようです。

(子供とお年寄りが乗る自転車は歩道も良いなど、細かい例外等ありますので、さらに詳しくは他のサイトなどご覧ください。警視庁のサイト貼っときました。https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html

 

 何か複雑ですが、簡単に言えば、基本は、自転車は軽車両といえども車両なんだから、

車道を通る(左端)、しかも左側通行。

歩道や路側帯を通る時は歩行者優先、徐行。

整備するの当たり前(ブレーキやライトなど)

交通ルール遵守(一旦停止、信号など)。

という感じでしょうか?

よく道で見る、車道の右側を走っていたり、歩道で歩行者に対してベルを鳴らして走っている自転車などは、原則としては道路交通法違反ですよ!

 

身近で便利な自転車!みんなが気持ちよく使えるようにルールとマナーを守って安全な社会を作っていきたいですよね!!

 

ということで皆さん頑張ろーでは、なんか終わる気になりません。。。。

自転車、法的にはずっと軽車両のままかもしれませんが、私は小中学校の頃(昭和の時代ですが)は、近所の警察署からお巡りさんがやってきて、「自転車安全運転講習会」なんていうものをやっていました。その時には「歩道を通りましょうね」、「車道にはみ出してはいけませんよ」って教わっていた気がします(私の記憶では)。

ところが、いつの間にか自転車は車両だから、車道だよね!歩道は基本ダメだよねって、なった気がします?

どうやら、2008年6月1日に施行された改正道路交通法に依るようです。当時、歩道内を無秩序に走行する自転車による歩行者との事故が多発していたので、自転車の歩道通行要件などを明確化した、という趣旨の様です。

法改正の意味は解ります。それは良いと思います。しかし、道路の整備状況はどうなっているんでしょうか?

名古屋では、市街の中心地、かなりの繁華街の付近以外に、自転車専用道が整備されているところなんてありません。ちょっと郊外に出ると、トラック等々がバンバン走っているのに、細い歩道しかなく、路側帯なんて走っていたらトラックと接触しかねない道とか、途中で歩道も路側帯もなくなってしまい、ガードレールの内側走っていた自転車が仕方なく、突如、車道側に出てくるなど、危険極まりない場所が多々あります。

と言って、一日にして日本中の道路が整備されるわけでもなく、これは仕方ないのかもしれませんが、法まで改正して、自転車道の中や車道の左側を安全に運転してください、って決めたんだから、それが実現できるように道路整備してほしいですよね!

法改正という節目だから目立つところだけでも急いで整備、ほとぼりが冷めたら自転車用の道路整備なんて後回し、では本当に困りますよね。ぜひ早急にも道が整備されて行ってほしいと思います!

 

もう1点は、教育ですよね?今でも小中高などで「自転車安全運転講習会」みたいのをやっているのか、私は知りませんが、ぜひともしっかりと講習をしてほしいですね。私の家の近所でも中・高校生が頻繁に信号無視をしていることで知られている交差点があります。しかも自転車は車道の右側走行してます。いつか事故になるだろうな、事故になるとやっと警察とか動き出して、「自転車も止まれ」的な標識でも出すんだろうな、と思っています。

小学校・中学校・高等学校・大学・専門学校の先生、せめて、

自転車も車両なんだから自動車と同じで、左側通行!

赤信号は止まれだ!一旦停止も必ずせよ!

スマホ片手、イヤホン両耳なんて、以ての外!

歩道使う時は、歩行者第一!

だけでもいいので、がっちりと教育してくださいね。

ぜひ悲劇が起こる前に教育の徹底&標識整備などしてほしいです。

 

 

ということで、前回の自動車の妨害運転罪に続き、自転車のルール変更についても、ご紹介しました。

 

身近で便利な自転車!みんなが気持ちよく使えるようにルールとマナーを守って安全な社会を作っていきたいですよね!!

(なんだ、途中の〆の言葉と一緒じゃん⤵ちゃんちゃん)

 

では、今日はこの辺で。

チャリ~ン!!

 

PS:大人の講習はどうなっているんだろう?自動車免許更新時とか、赤ちゃんを授かったママさんには保健所での母子教育の時とか、保育園・幼稚園・小中学校の父母参観日とかに、保護者向けにも講習(少なくともパンフレット配布)とか、してるのかな・・・・