くも膜下出血から命拾い~人生観の変化

ブログ名に似合わずライトな感じの雑記帳です。旅行記、お酒や日常生活、我が家のアイドル・ヨークシャーのお話など

国内旅?-志段味古墳群

皆さん、こんにちは。

 

少しづつ、海外との航空路線が復活しつつありますが、まだまだ海外旅行は気軽には行けませんね。一説によると完全復活には2024年まで待たねばならない、とか。。(嫌じゃ、もっと早く復活してほしい!!)

 

ということで、またまた、国内旅?、旅といえるのか?市内の比較的新しくできたスポットに、9月の下旬4連休中の9/21に行ってきましたので、ご紹介します。

行先は、

歴史の里 しだみ古墳群&古墳群ミュージアム

場所は、名古屋市守山区大字上志段味。

名古屋市&近隣在住の方は、志段味の辺りといえばフルーツパーク(東谷山フルーツパーク)が有名で、多くの方がよくご存じかと思います。私も名古屋に引っ越してきて早々に、東谷山フルーツパークに子供連れで行ったことがありました。

しかし、そのすぐそばに古墳群があるなんて、全く知りませんでした。

 

 

志段味古墳群の解説です。

「現在、名古屋市内には、約200基の古墳が確認されていますが、このうち古墳が最も集中しているのが「しだみ古墳群」がある上志段味(かみしだみ)です。
 上志段味は、岐阜県から愛知県へ流れる一級河川である庄内川濃尾平野へ流れ出る部分にあたり、多くの古墳が点在することから志段味古墳群と呼ばれ、国の史跡に指定されています。
 志段味古墳群は尾張戸神社が鎮座する市内最高峰の東谷山頂から山裾、庄内川に沿って広がる河岸段丘に東西1.7km、南北1kmにわたって分布しています。
 4世紀前半から7世紀にかけて、古墳が築かれない空白期間をはさみながらも、長期にわたって古墳が造営されており、空白期間を境に4世紀前半から中頃、5世紀中頃から6世紀前半、6世紀後半から7世紀の3つの時期に分けることができます。その特徴は、全時期を通して、規模・形の異なる様々な古墳が、起伏の富んだ狭い地形に築かれており、「日本の古墳時代の縮図」と言えるところにあります。
 墳丘の平面形や葺石の特徴、石英を用いた墳丘装飾、埴輪の形態・製法技法、墳丘上の祭祀行為、埋葬施設内の副葬品などから、古墳群の被葬者たちがヤマト王権と密接な関係にあったことがうかがえる貴重な古墳群であると言えます。」

だそうです。勉強になります!!

 

志段味古墳群の古墳の数は、

前方後円墳:2基

帆立貝式古墳:5基

円墳:50基(現存21基)

方墳:1基

墳形不明:8基(現存4基)

合計66基(現存33基)もあるんですね。

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そこに、2019年4月1日

しだみ古墳群ミュージアム「しだみゅー」がオープンしました。

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古墳を巡る拠点施設です。

9月の連休中の好天日でしたので、到着した午前10時過ぎは、駐車場(普通車101台、無料)には結構空きがありましたが、帰る頃(午後1時過ぎ)は満車!どっか空かないかと車がグルグル回っている感じです。行かれる際は、早めの到着が良いと思います!

しだみゅー自体は入館無料です。展示室だけは入場料が必要ですが、たった200円で、しかも中学生以下は無料。かなりお得な感じです(特別展がある場合は別途料金があるようです)

施設の中は、

1階:受付、展示室、カフェレストラン、売店

2階:こどもこふん、体験活動室

があります。

1階展示室では、しだみ古墳にまつわるガイダンス映像、時代の変遷、ものづくりなどが詳しく解説されており、出土品なども多数展示されていました。

カフェレストランは、喫茶「もりのうた」というお店が営業しており、定番のサンドイッチやハンバーグセットなどがあるようです。

売店では、ここでしか手に入らない「古墳クッション」や「クリアファイル」なども売っていました。

2階こどもこふんは、いわゆるキッズスペースですね。コロナの影響でしょうか、誰も遊んではいませんでしたが、係員さんが、イス・テーブル・おもちゃ、など隅々まで一生懸命消毒している姿が印象的でした。

2階体験活動室は、勾玉や埴輪の作製体験、歴史セミナーとかができるスペースです。

 

そして2階の出口から出ると、そこには、古墳が点在するフィールドに出れます。

地図の上のほうに現在位置とありますが、ここが「しだみゅー」で、すぐ南側にフィールドが広がっています。

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フィールドに出るとすぐに小ぶりの古墳がみれます(写真は3号墳?)。

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そして、この大塚大久保古墳群地区最大の「志段味大塚古墳」がデーンと見えてきます。

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なんと、この古墳、登ることができます。

(人物像はプライバシー保護でご勘弁を)

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上から見下ろすと王様気分!

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古墳の造り出しや出土品の説明なんかもあります。

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大塚大久保古墳地区の東南の角には、立派な石の碑があります。

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この大塚大久保古墳群地区は、散策するにはちょうど良い広さ、端から端まで一周歩いても1時間かからないくらい。散策路も整備され、さらに芝生のフィールドになっているので、そこを歩くと、ふかふかで、さらにGood!

 

しかし、志段味古墳群の中で最大の大きさの古墳「白鳥塚古墳」までは、大塚大久保地区を出て一般道を10分ほど歩く必要があります。

 

白鳥塚古墳は立派な、前方後円墳です。

なんと、墳長約115m・後円部径約75m・前方部長約43mもあります。

写真には収まらないほどの大きさ。

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そしてここも古墳に登れます。

写真は後円墳のあたり、上まで登れます。そして、前方の方も行けますし、古墳を一周することもできます。

 

古墳や出土品の説明。

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ここまででも、結構歩きましたが、実は古墳群はもっと広範囲に広がっています。

下のマップの左丸が大塚大久保地区、真ん中の矢印が白鳥塚古墳、

さらに山の上まで、古墳群があります。

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 さすがに、散歩気分で来た私たちは山の方まで行くのは断念。

「しだみゅー」に戻って、グッズを買って帰ることに。。。

 

帰路、どこかでお昼を食べることに。

ネットで調べたところ、途中にある

梅の花長久手店)というお店が良さげ。

そうそう車でゴー!

湯葉と豆腐の専門店、会席などに使える懐石料理店です。

予約なし(午後2時を回っていたので)の飛び込みでしたが、すぐにお部屋に通してもらえました。個室なのでコロナのご時世には、大変安心感があります。

 

とても高級そうなお店でしたが、ランチは以外にもリーズナブル!

2150円の梅ランチ

2700円の彩ランチ

がありました。

名物「豆腐シュウマイ」が入っている「彩ランチ」を選択。さらに600円(だったと思います)追加で、マツタケの土瓶蒸しが付けれるとのことで、よろこんで追加!

 

「彩ランチ」お品

◆嶺岡豆腐
湯葉
◆茶碗蒸し
◆豆腐サラダ
◆名物 とうふしゅうまい
◆おしのぎ
◆湯豆腐
◆生麩田楽
湯葉揚げ
湯葉吸物
◆季節の飯物
◆香の物
◆デザート

+ マツタケの土瓶蒸し。

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追加の「マツタケの土瓶蒸し」

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いや~、とにかくすべておいしかったです!

こんな高級そうな懐石料理店で、こんなにリーズナブルにおいしい料理が食べれるとは思いませんでした!!

思わず車のナビに「地点登録」しちゃいました。。

 

ということで、行楽の秋、芝生に覆われた広いフィールドを、古墳を観察しながら散歩でき、さらにおいしい懐石料理のお店も見つけることができて、とても有意義&ハッピーな1日でした。

それでは、今日はこの辺で。

 

こっふ~ん。