雑記ーお酒:日本酒編4 ~濁り酒~
みなさん、こんにちは。
このブロク、2回続けて、道交法改正の、ちょっと重たい話題でした。
本来の路線に戻って、日本酒の話題、第4弾です。
今日もイオンリカー980円均一大吟醸酒コーナーで購入の一品のご紹介です。
今回は、濁り酒!
國盛 大吟醸 にごり
中埜酒造(愛知県半田市)
(写真では、全体が白く濁っていますが、立てて放置しておくと澱が下の方に沈殿して、上は澄んできます。)
まずは濁り酒とは??から。。。。
だいたい「濁り酒」って「どぶろく」のたぐいですか?とも疑問。
実は両者は違います。
濁り酒の場合、、、
通常の透明な日本酒を造るためには、アルコール発酵させた醪(もろみ)を酒袋などに入れ、これに圧力をかけて搾り、酒粕と液体を分離させて造ります。しかし、この時に、あえて目の粗い酒袋を使うことで、澱(おり)を少し残します。この澱によって、白濁した色の濁り酒となります。
どぶろくの場合、、、
まったくろ過することなく造る酒となります。ちょっとでもろ過や分離しちゃうと「どぶろく」としては売れないようです(酒税法上)。
酒税法上、濁り酒は「清酒」の仲間ですが、どぶろくは「その他醸造酒」です。
濁り酒の中には、生酒のように、火入れをしない状態のものもあり、これは、酵母が生きたままの状態の濁り酒ですので「活性濁り酒」とも呼びます。発酵による発泡感が楽しめ、ちょっとシュワシュワします(今回の濁り酒は活性濁り酒ではありませんが)。
さて、うんちくはこの辺にして、試飲の感想。。
さすがに澱が混じっているので、結構まったり。酒にクリーミーという表現が合うのか判りませんが、くりーみー、です。
ただ、飲み込んだ後に、若干の辛口が追いかけてくる感じなので、後味までだらだら、まったりした感じではありません!
なかなか素晴らしいですね!
もし、これが「活性濁り酒」であったら、もっとスッキリしたでしょうね。
飲み終わってから気づきましたが、炭酸でちょっと割ったら、このスッキリ感が楽しめたかもしれません。
以前に私はマッコリにはまっていたことがありますが、日本で瓶詰めのマッコリあるいは普通の居酒屋さんで飲めるマッコリは、普通のマッコリ(殺菌済みマッコリ)。本場、韓国に行ったときに、現地の人もよく使っている飲み屋さんで、生マッコリを飲んだことがありますが、発酵が継続してるので、微炭酸、そのシュワシュワ感はたまりませんでしたね!
日本に戻ってから生マッコリ売ってないかなと思ったのですが、近所で手軽に変える感じではないようで、発見できず!
その代わり、通常売っている普通のマッコリ(殺菌済みマッコリ)を炭酸水で割って、シュワシュワ感をだした、私の勝手なネーミング、名付けて「スッコリ」を楽しんでいました。
この濁り酒でも、炭酸割、行けそうですね!今度濁り酒買ったら絶対に「にごりッシュ」にして飲んでみたいと思います。
さて、今まで「濁り酒」か「どぶろく」か、余り気にせずに白濁した日本酒を飲んでいましたが、今度は「どぶろく」も意識して味わってみたいと思います。近所のリカーショップで1~2種類の瓶つめを売っていますので、次に見かけたらゴー!です。
またご報告したいと思います。
それでは今日は、この辺で。
かんぱーい!!