くも膜下出血から命拾い~人生観の変化

ブログ名に似合わずライトな感じの雑記帳です。旅行記、お酒や日常生活、我が家のアイドル・ヨークシャーのお話など

雑記ー生活:ふるさと納税、自治体が努力して金集めしてもいいじゃん!

皆さん、こんにちは。

 

ふるさと納税、行ってますか???

f:id:Yosshi-karmu:20200819190918j:plain

納税という名ではありますが、実際は自治体への「寄付」ですね。

しかも限度額までなら寄付金として控除の対象(総額から2000円は除く)となります。

自分の故郷、ゆかりの町、あるいは故郷とかは関係なくても、応援したい自治体があれば、そこに寄付が出来る制度ですね。

その理念とか、いろいろと書き始めると非常に長いのですが、要は、都市部に集中してしまう納税を、寄付という形を通して頑張っている地方の自治体にも分散させる取り組みだという事ですね。

という感じで、『地方創生』の理念に基づいて出来た制度ですね。

 

ふるさと納税するキッカケとしては、故郷である、ゆかりの街である、というのが一番ストレートだと思いますが、その他にも、その自治体が取り組んでいる、その土地ならではの特色ある事業など、に共感して寄付をする、という事があげられると思います。

またもう1つのキッカケとしては、自治体に寄付をすると、「お礼の品」を頂けるので、それを楽しみに寄付をするという事もあるかと思います。

そして今やお礼の品の方が有名になって、多くの方が、ふるさと納税を行っていると思います。

 

「お礼の品」目当てに、寄付(納税)をするなんて、けしからん!と思われる方も居るかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか?

 

このブログを読んで頂いてる方の中で、「○○県△△町の酪農に取り組む事業や姿勢は本当に素晴らしい!だから寄付をしているんだ」という方は何人おられるのでしょうか?

というよりも、故郷でもない限り、○○県の△△町やその隣の◇◇村が、どういった事業を行っているかすら、知るすべは少ないと思います。

 

そのような時に「うちの町の酪農家は、素晴らしい肉を生産しているが、酪農だけで収益を上げるのが難しい。ついてはふるさと納税制度を利用して、酪農の環境(流通システムや販路拡大など)をよくするための事業を行いたい!ぜひご協力を!

なお「ご協力して頂けるなら、うちで生産した肉をお礼に送ります」となれば、たとえ入り口は「お礼の品の肉」目当てであっても、ちゃんとその自治体の事業を応援する、ふるさと納税の理念に叶ったものではないでしょうか?

ふるさと納税するときにどういう事業に使ってほしいかも記入できますしね)

ちょっとクラウドファンディングに似た感じですよね?

十分いいんじゃないですか!と私は思うのです。

 

2008年にスタートした「ふるさと納税」制度、2015年には(税金)控除限度額の倍増、控除方法の簡便化(ワンストップ納税制度)が、導入されました。これをみると国・総務省も、この「ふるさと納税」制度はうまく機能していると考えていたのでしょう。

ところが徐々に自治体間のお礼の品競争が過激になりすぎ、さらには、その自治体に関係の無い品物、AmazOOギフト券など換金性の高いギフト券が出るに至り、総務省が、2019年6月1日からお礼の品は寄付額のおよそ3割までとなってしまいました。

 

私一個人としては、ちょっと残念な気がします。

自治体の住民税は、人口に応じて決まった金額の税金が入ってくるのが当たりまえ、何の努力も必要ありません。特に都市部の人口の多い自治体は、黙っていても相当額の税金が収入として計上されてきます。

一方地方では、人口が増えず住民税が頭打ちのまま、新しい事業を行おうにも予算も十分でない、という状況があるのではないでしょうか?

その点、ふるさと納税制度は、

自治体が知恵を絞れば、収入が増えるわけです。

その上、これまでなかなか東京・大阪など大消費地の方々に知って貰える機会が少なかった地元の産品を宣伝できる絶好のチャンスだと思います。

特になかなか知ることができない地方の産品について、そんな名産品があるのかと新たに知る、そして「お礼の品」を受け取ることによって、その産品をお試しできる、その結果、リピータが増えたりして、地方自治体の産業が潤う、というのはとっても有意義だと思います!

大いに頑張って欲しいと思います!

 

さすがに、換金性の高いギフト券などは、私もNGだと思いますが、地場産業の物を中心に、どんどんとお礼の品を充実させて、寄付を集めていったらよいと思いますよ!

 

しかし、今や、上記の3割のお達しが出て以来、例えばお米やビールなどをお礼の品に設定しているのを見ると、全国一律的な寄付金額の設定となってしまって、本当に残念です!(ビールはいざ知らず、米なんて銘柄によって価格はずいぶん違うはずなのに、ほとんど一律的な寄付額ですよ!?肉や魚も似たり寄ったり・・)本当に残念です。

うちの町は、この産品をぜひ推したい!!リピーターを作るために寄付しやすい値段設定をするんだ!!

そういう自由度があってもいいんじゃないでしょうか?お国もいちいち目くじら立てずに、地方の自治体が、地元の産品を全国に知ってもらうための取り組みなら、多少なりとも容認してほしいですよね!!

 

私一個人としては、競争の原理を導入して、努力した者が、より多くを得るのは当然と思っています。それが自治体であっても、そして納税制度の一部であるとしても、です。べつに納税しないと言っているわけではなく、納税先として努力している自治体を選びたい、というだけなんですから。。

 

今年になって、コロナ禍、お墓参りに行けないので、ふるさと納税のお礼として、「お墓参り代行」「お墓清掃」などの新しいサービスが出てきました。今までの自治体ではなかった発想ではないでしょうか?本当に素晴らしいですよね!!

さらに、今のコロナ禍で、出荷が滞ったお肉、野菜、フルーツ、日本酒、等々について、緊急支援として、通常の倍量を設定してくれたりと、自治体も、自分の町の産業が斜陽しないように、あの手この手で頑張っていると思います!!

 

ぜひ、そういう取り組みを応援しようではありませんか!

 

ということで、ふるさと納税、というタイトルから、ふるさと納税ポータルサイトの紹介や、コスパのいいお礼の品の紹介かな、と思われた方にはすいませんが、ここでは地方の自治体頑張れ!

地方の産業も頑張れ!

ふるさと納税を通して、頑張る地方を応援しよう!

という内容でした。

 

それでは、今日はこの辺で!

 

へんれ~い!

のうぜ~い!!

 

(*もちろん自治体自体が金儲けを画策するなどけしからん、との信念をお持ちの方もおられると思います。私はそのような方の考え方を否定するつもりはありません。いろいろな考え方があって当然だと思います。各人が自分の考えに基づいて行動したらよいと思います、なんせ、もともと任意の寄付行為なんですから・・・)