くも膜下出血から命拾い~人生観の変化

ブログ名に似合わずライトな感じの雑記帳です。旅行記、お酒や日常生活、我が家のアイドル・ヨークシャーのお話など

あれから半年、その7、南米ペルー旅行記5、ナスカの地上絵~そして帰国

皆さん、こんにちは。

 

南米ツアー8日目、

今日はオプショナルツアーの「ナスカの地上絵遊覧飛行」です!

ナスカの地上絵、結構な人気だと思うのですが、なぜかオプション扱いです。セスナなどの小型機に乗る予定は天候に左右される(昨日のイグアスの滝ヘリコプター遊覧中止のように)ので、正規のスケジュールには入れにくいようです。。日本出発の前から、最少催行人数の4人に達してますか?って何度も問い合わせしていました。最終的にリマ到着後に集計して13人が参加で余裕で成立!やっとホッとできました!

(ぜひ、今後はオプションじゃなくて、スケジュールに組み込み、天候によっては市街観光に代わります、ってしてくれるといいと思います。ガイドさん曰く、今回も含め今まで人数不足で中止したことはないとか。でもオプションでは、催行確定ではないので心配になります。)

早朝4時30分にホテル出発。リマ郊外に向けてゴー。改めてリマの街を見るとやはりまだまだ発展途上、よく言えばざわざわと活気にあふれている。

f:id:Yosshi-karmu:20190929065132j:plainオート三輪っぽい車も現役 

ちょっと街を出た郊外は、荒涼とした感じ!

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郊外に延びるハイウェイを走っていると、突如検問に!抜き打ちでやっているそうで、ハイウェイから降ろされてパーキングエリアみたいな検問場へ。運転手さんもガイドさんもかなり緊張!!20分後、何事もなく出発。ガイドさん曰く「何時間も止められることもある」とのこと、今回は短時間で良かったです。

ピスコの空港に到着。新しくできた観光用空港(軍も共用らしくジェット戦闘機が飛び立つのが見えました)、さすがにきれいで近代的。小型セスナなので、左右のバランスを取る必要があるとかで、全員体重計に!何となく他の人に見られないようにサッと乗り、サッと降りる。。。

しばらくすると我々が乗るセスナに案内されました。

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ここで異様な光景が!

バスの中でガイドさんが、「セスナのパイロットに、できるならチップあげたほうがいいですよ。パイロットも気が良くなると頑張ってくれますから」との説明があり、参加者全員チップを握りしめてパイロットを丸囲み!まるでスーパー銭湯のアイドルに皆が群がって「おひねり」をあげている感じ。。。(すいません、写真ありません。なんせ私も「おひねり」握って囲っていた1人なので・・・)

さてセスナ離陸!しばらくは荒涼とした大地の上を飛行!私、乗り物酔いはまずありませんが、一応酔い止め薬を飲みました。しかし寒いかもと思って着重ねし過ぎて、暑くて気持ち悪くなりかけました。慌ててアウター脱いで、首元も広く開けたりして涼しくしたら、落ち着きました。乗り物酔いの時は涼しく風通し良くするのが良いかもですね。

30分も飛ぶと、そろそろナスカの地上絵の上空に。キタ――(゚∀゚)――!!

ナスカの地上絵、肉眼でもよーく見えました。有名な「ハチドリ」「クモ」「イヌ」「サル」「宇宙人」のみならずクジラやオウム、台形、コンパス、手、木、などなど、、本当に感動的な飛行でした。

宇宙人が見えるときの機内アナウンス「ウチュウジン、イタイタイタ~、ハネノーシタ、ハネノーシタ、ミテクダサ~イ、ウチュウジン、サヨナーラ、ウチュウジン!」(なかなか軽快な語り口です。おひねり効果でしょうかね?)

パンアメリカンハイウエイがトカゲ?の絵をぶった切って作られているのを見るとちょっと残念な気がします。近年もトラックが暴走して何かの絵が踏み荒らされたとか、、、この先いつまで見られるか、、、いつまでも見られることを期待したいですね。

f:id:Yosshi-karmu:20191001172501p:plainf:id:Yosshi-karmu:20191001172215p:plainハチドリ、クモ

f:id:Yosshi-karmu:20190928155213j:plainf:id:Yosshi-karmu:20191001171546j:plain宇宙人、手と木の地上絵とハイウエイとミラドール観察塔

 さて、ナスカの地上絵を堪能した後は、セスナで空港に戻り、バス出発。その後、海沿いのレストランで、セビーチェを頂きました!今回の南米ツアーは、本当に1回もハズレの食事がありません!どれもこれ日本人好みの味で、旨い!

f:id:Yosshi-karmu:20190930230439j:plainf:id:Yosshi-karmu:20190930230553j:plainセビーチェ&シーフードピラフ


その後途中で、街道沿いのお土産屋に寄りましたが、外門も頑丈に出来ていて、西部劇の砦みたいな感じ。バスが来たときだけ門を開ける。ああ~治安は良くないだな、って改めて感じました。

 

バスにてリマのホテルに着。ここでリマ市内観光を選択した、女性2人組と合流、市街観光も楽しかったそうです。次回は街ブラもしてみたいですね。次回があるかな~。ホテルで軽食、そして南米最後のピスコサワー、飽きること無くほぼ毎日お世話になりました。。そして、午後9時にホテル出発!夜中の2時(一応9日目になる)出発の飛行機、リマーロサンゼルス(所要約9時間)。

リマからロサンゼルスはエコノミー席ですが、まあ、なんとかなるでしょう。

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いや、ならんかった!!!!またまた悪夢の再来!!!!!!!!

前の席は、イギリス紳士淑女らしき夫婦、行きと同じく、離陸ー水平飛行からの~速攻フルリクライニング。隣席はと言えば3歳くらい子が寝て足はみ出して蹴っ飛ばしてくるし、、、成田ーロサンゼルス間はビジネスのツアーだってのに、米国ー南米間は往復ともに辛いわぁ~。ちなみにみんながリクライニングしてる訳ではありません。見渡す限り自分の前だけ。こりゃまぁ、大当たりと思うしかありませんね。

まあ個人モニターに日本語のプログラムないし、ノイズキャンセリングイヤホンして、音楽聞いて、ただただ寝てやったさ!

 

ロサンゼルスからやっとANAビジネスクラス。ちょっとお買い物の後ラウンジへ。ラウンジシャワーでさっぱり!仲良くなったツアーの皆さん15人でラウンジの一角占拠して、シャンパン片手に早くも思い出話に花が咲く! 

ラウンジでまったりした後、搭乗口付近で飛行機を待っている時、ペルー観光局の方?と思いますが、ペルー旅行の感想のアンケートを取る女性が来ました。皆英語を喋りたく無いのか、私の方を指差しています。するとペルー女性(若くて可愛い感じ!)が私のところに来て「ちょっとアンケートいいですか(もちろん英語ですが)」って聞いてきます。このツアーではマチュピチュの帰りのアメリカ人女学生との会話以外、ほとんど英語使ってなかったので、ちょっと英語使ってみようと、アンケートに答えることに。10分ほどいろいろな質問に答えたところ、可愛いしおり?を貰いました。きっと非売品。いい記念になりました。

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機内へ。やっぱビジネス席、いいね。上のエコノミー席の食事と大違い!だいたい、前の席リクライニングされても自分の空間には影響しないところが、またイイね!苦労した自分はマジで思いました!!

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行きと同じく、美味しい日本酒頂き、フルフラットでガースカピースカ寝ました。

f:id:Yosshi-karmu:20191001174626j:plainf:id:Yosshi-karmu:20191001174655j:plain朝食&一風堂ラーメン

10日目、成田着。皆さんとはここでお別れ!「本当にお世話になりました!唯一の1人参加でしたが、寂しい思いもすること無く10日間過ごさせて頂きました。ありがとうございました!!」

さて、私は、ここから更に中部国際空港セントレアANA国内線で飛びます。ANAは、他エアラインも含め国内で唯一、成田に『Arrival Lounge』なるものがあります(間違っていたらご指摘下さい)。これはANA機のファースト・ビジネスで帰国した場合、乗り継ぎの国内線がエコノミーでも使えるラウンジです。シャワーもあるし、軽食、ドリンクもあり、寛げます。素晴らしいラウンジです。

(ただ残念なことに、ANA機で帰国でないとだめ。コードシェア便はだめです。後日カナダから帰ってきた時は、エアカナダのビジネスでしたがダメでした。だって成田ーカナダ間ANA直行便は飛んでないんだからANA機選べないじゃん。ANA直行便がない区間なら、コードシェア便でも使えるようにして欲しいと思いました。。ってANAダイヤモンドかプラチナメンバーになればいいのか、ざんね~ん。)

 

夕刻、セントレアに到着。女房がお迎えに来てくれました。

本当に素晴らしい、夢のような10日間でした。

まだ、脳動脈瘤手術から、5ヶ月ちょっとしか経っていません。血圧コントロールも大事だし、定期的なMRI検査も受けている状態ですが、本当に生きているうちに、自分の目でマチュピチュ・イグアス・ナスカ、見れてよかったです。

 

さて皆さん、5回に渡ってお送りした南米ツアー、マチュピチュイグアスの滝・ナスカの地上絵、如何でしたでしょうか?

すこしでも面白いと思って頂ければ幸いです。

 

旅行記はこれでおしまいですが、次回は、この旅の経験から、旅の準備で必要と思ったものなど、ご紹介したいと思います。皆さんの次回の旅の準備に役立てて頂ければ幸いです。

またコメントもお待ちしています。

 

それでは、一旦、Adios!