くも膜下出血から命拾い~人生観の変化

ブログ名に似合わずライトな感じの雑記帳です。旅行記、お酒や日常生活、我が家のアイドル・ヨークシャーのお話など

オーロラを見よう!カナダイエローナイフの旅、の7 まとめ編

皆さん、こんにちは。

 

さて、カナダイエローナイフの旅を6回にわたってお送りしました。

南米ペルーの旅、同様、ここでちょいと、まとめー総括(反省?)です。

 

1.ツアーか個人旅行か?

南米ペルーとカナダイエローナイフ、両方一応ツアーで行きました。ペルーは添乗員ありのパックツアー、イエローナイフはフリープラン・添乗員無し、でした。

2つの経験を踏まえると、

「秘境系・周遊系はツアー、

 滞在型(1~数か所都市)なら、個人旅行」

これが私の結論です。

ここに至った私の経験・思いを具体的に見てみましょう。

ツアーの長所・短所については、私の過去のブログ「南米ペルー旅行記-番外編」をご覧ください。

yosshi-karmu.hatenablog.com

 それをすっんごくまとめると、

ツアーの長所は、

 とにかく便利、いろいろ入って居る割には安価(空港ーホテル間のバスなども用意されてる)、

ツアーの短所は、

 自由度がない(基本団体行動なんで)、早朝夜半の移動がちょっときつい、人間関係にちょと気を遣う(私、ペルーの旅では感じませんでしたが)。

という感じでしょうか。

 周遊系で、あちこち移動しまくるとなると、自分ですべて手配するのも大変だし、ホテル空港間のちょっとした移動も、すべて考えないといけないとすると、結構心配、夜もおちおち寝てられないかもしれません。。。そういうことを考える早朝・夜半の移動は避けるようになり、結果として効率よく周遊するのも難しいということになるかもしれません。

私は秘境系・周遊系なら次もツアーを選択すると思います。

(もちろん、スリリングな旅OK、どんな状況も克服してやるゼ、っていうガッツのある方なら、どこでも個人旅行を選択するかもしれませんね・・)

 

個人旅行の長所

これはツアーの短所の全く裏返しですよね。好きに予定立てて、好きな時間の飛行機や鉄道など選べて。街でも好きに行動できるので、予定外に気に入ったところとかあれば、ちょっと時間延ばせたり。。。現地のエグそうな食べ物にトライできたり。。。

個人旅行の短所

何でも自由ということは何でも自己責任ということでしょうか。飛行機の遅延とかあったら、乗り継ぎの飛行機の代替えチケットをゲットするためにカウンターで交渉など必要になるかもしれません。タクシーでぼったくられそうになったら、交渉しないといけないかもしれません。私の場合、英語圏での交渉事でも、そこそこストレスです。スペイン語ポルトガル語、フランス語、イタリア語、お手上げです。。。ということでトラブルにならないように、個人旅行の最大の長所であるはずの自由度が生かしきれず、結局のところ、出発前に決めたスケジュールに縛られまくる、という事にもなりかねませんね。。。

 個人旅行の短所の多くは、何か所もの移動や言葉の問題(英語圏以外であったり)がある場合が、もっとも顕著ですね。1~2か所の滞在、しかも英語が通じる国なら、ほぼ問題がありません。実際今回のカナダイエローナイフの旅では、わざわざツアー会社の個人旅行プランを申し込むほどのことはありませんでした。

今回の個人旅行プランでは、

1.成田空港~イエローナイフ間のエアチケット 

2.イエローナイフ空港でのピックアップとホテルまで送迎

3.ホテル予約

4.毎夜のオーロラ鑑賞ツアー

5.ホテルから空港への送迎

6.イエローナイフ~成田空港までのエアチケット

が主に含まれているのですが、2,4,5の部分は、現地の邦人向けツアー会社(その名もAurore Village!)に全部委託です(同時期に他旅行会社のパックツアー(添乗員あり)客もいましたが、現地ではAurore Villageのスタッフが仕切っていました)。

となると、名古屋~成田~イエローナイフのチケットやホテル予約は、ネットで簡単に取れますし、現地でのオーロラ鑑賞ツアーは、Aurore VillageさんにE-mailとかで直接申し込みできるし。。

ということで滞在型(1~数か所都市)なら、個人旅行でOKでしょう。

実際のところ、私は仕事等々でいくつかの海外都市に行ってますが、これまではすべて自分でチケットを取っていました。今回なぜ、イエローナイフ・オーロラツアーを旅行社に頼んだのか?理由は2つあります。

1.イエローナイフは都市か秘境か?とっても失礼な事ですが、イエローナイフは極寒の地で、空港ーホテル間もスムーズに移動できないと凍死するかも!(そんな事はあらせん!?)、あるいはモンスターも出るようなド田舎なのではないかと勝手に勘ぐった。。(そんな事もあらせん!!)

2.女房を連れて行くので、一応安全策で。

ですかね。次回からは個人手配で行きま~す。

 

2.オーロラはいつ見に行けばいいのか?秋?冬?

いきなり、私の結論ですが、

純粋にオーロラを見るのが目的なら秋が楽ちん

幻想的な雪景色とオーロラのセットを見るのなら冬、ですかね。

イエローナイフのオーロラは1年中出ているそうです。ただ、5~7月は白夜で夜が短い。10~11月は天候が不安定。ベストシーズンは8~9月の秋か、11~4月の冬となるそうです。冬は犬ぞり体験とかもできるし、雪景色でのオーロラ風景なども考えると、やはり冬がいいのかもしれませんが、冬は極寒!夜は-20~-30度にもなるそうで、厳重な冬装備が必須。撮影用のカメラ(スマホも)は、安易に暖かい部屋から野外に出せません(結露で機械にダメージがあるらしい)。私の心の中では、-30度にもなる夜に何時間もジッと外にいるなど、とても想像できません。。。

今回の秋ツアー(9月初旬、気温は夜でもマイナスにならない)でも、日本の真冬装備程度が必要です。ですが、逆にいうと、それで済みます。機器の結露もほぼ心配する必要はありません。

冬の雪景色+オーロラを見ていないので、確信的なことは言えませんが、私は秋のツアーをおススメします。

現地のAurore Villageさんによると、8月はお盆休みとかあるので日本人ツアー多く、9月になると日本人減ってきて、中国人・韓国人が増えてくるそうです。

 ちなみに、2日目にティーピーで一緒になった方(日本人)は、前年北欧(ノルウェー)に行ったが、オーロラ見えなかったので、リベンジに来たそうです。イエローナイフでは毎夜見れたことでしょう。

 

 3.オーロラって何色に見える?

 いくつかの他のブログなどでも、話題になっていますが、私の経験では、

オーロラは基本、白く見えます。

もちろん強く発光するときには、赤、黄、紫などにもなるようです。私たちは赤と緑のオーロラは見ることができました。ですが、遠くの山並みの方にちょっと弱々しくみえるオーロラなどは、基本白い雲のように見えます。頭上にくっきり見えるオーロラでも基本白っぽく、中に緑や赤の色が脈動しているって感じでしょうか。頭上とか間近に見える場合には、色は白でもゆらゆら揺れていたり、パッと消えたり、突如出現したり、走るように線が伸びる、など繰り返すので、雲とは見間違うことはありません。と~ても幻想的です。

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オーロラはただの光ではなくて励起光の光なんですよね。蛍光灯なんかと同じメカニズムです。オーロラの発光メカニズムをちょっと小難しく述べれば、

1.太陽風として地球に届いた陽イオン・プラズマが地球の大気中の酸素や窒素分子と衝突すると酸素や窒素が、余分な電子エネルギーをもらっちゃいます。

2.でも余分な電子エネルギーもらっちゃうと不安定になるので、この電子エネルギーをほっぼり出します。

3.エネルギーほっぽり出すときに光として放出されてるので、光って見えます。

(エネルギー過剰の状態を励起状態、エネルギーほっぽり出して元の安定状態になったものを基底状態と強います。励起状態」-「基底状態」=余計なエネルギー(光を放つ)って感じでしょうか。)

オーロラの色がさまざまあるのは、放出エネルギーの強度や太陽風プラズマがどれくらいの高度にまで達するかによるようです。

 

では、なぜ写真では基本緑に写るのか???うう~ん、なんか明快な解答を私は知りません。目で見えるのとカメラで捕らえられる光の波長が違うから、といった、判った様な~判らないような~ことぐらいしか。。。。

 

ええ~い、かたっ苦しいことは抜きにして、大自然の神秘のスペクタクルとして楽しみましょう~!

 

4.GoProの設定

今回GoPro HERO7 Blackをレンタルしました。スマホにアプリ入れれば、スマホからシャッターON/OFFできたり、リアルタイムで撮影画像を見ることもできます。私はそれほど必要を感じなかったので、本体でON/OFF、画像確認してましたが。

オーロラを撮った時の設定は以下の通りです。

1.ナイトラプスモードに設定
2.シャッタースピード30秒
3.撮影間隔は60秒(自動でもOK)
4.プロチューンON
5.カラーはGoPro
6.WBはネイティブ
7.ISO最小400、最大800
8.EV修正は0
9.シャープは高

特にマニアックな設定という訳ではなく、GoProのガイドブックやいつくかのサイトでも紹介されていた設定そのままです。撮影の日数などが多い方は、ここから少し設定変更されても面白いかもしれません。

 レンタルなら↓

5.レンタルいろいろ

 前回の南米ペルーの旅では、スーツケースをレンタルしました。今回のカナダイエローナイフの旅では、GoProカメラとWifi機器をレンタルしました。

レンタルはいいですよね。スーツケースは結局買ってしまったのですが、南米ペルーの旅の時は、こんな大きなものを保管しておくのは困るって思っていました。GoProカメラは、買っても多分滅多には使わない(うちは家族そろって写真ベタ!以前は日帰り旅行で家帰ってみたら1枚も写真撮ってないことに驚いた、なんてこともあります!)ので、レンタルで充分です。

近頃のレンタル物品は本当にきれいで「あれっ?もしかして、これは新品で初レンタルに当たったか、ラッキ~」なんて思うほどでした。

頻回に使わないものなどはレンタルをお勧めします!

 たくさんのレンタル企業さんがありますので、比較サイトなど使って、上手に選びましょう!一応、幅広くレンタルできる会社の関連サイト貼っときました。

 

ここまでお読みいただきました方、ありがとうございました。

 

次は、南米ペルーの旅(2018年8月)とイエローナイフ・オーロラの旅(2019年9月)の間に行った、

第4章 サンフランシスコ・ゴールデンゲートブリッジをチャリで渡れ!の旅

をお送りする予定です。

 

このブログ、過去の記述ばかりですいません。急いで書き進み、何とか早く現代に戻ってきたいと思います。

 

それでは、また。